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「転職の思考法」を読んだ

久しぶりに更新。

BLOGOSの下記記事を読んで、興味が出たので「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法」を読んでみました。
blogos.com

本書では、転職活動しようと思ったとき「どのように考え・行動すべきか?」…ストーリー形式で紹介されています。

 

著者は「いつでも転職できる」ようにしておくことで、今の仕事で活躍できるようになるし、いい循環につなげるというメッセージを発信されています。

自分の価値を「3つの軸」で整理する
  • 技術的資産:「専門性」「経験」など、他の会社でも通用する技術的蓄積
  • 人的資産:ひと言で言えば「人脈」
  • 業界の生産性:一人あたりの粗利。給料の原資となる。

上記の中に、自分の価値を高めるのに大事な要素として「業界の生産性」をあげているのは面白かったです。

市場価値をあげるために、最初に技術的資産をあげようとする人が多いですが、業界の生産性に重きを置く人は少ないと思います。

 

また、転職時に天職を探そうとする人もいますが、p.212に書かれている下記の言葉はとても納得いくものです…

ほとんどの人に、「やりたいこと」なんて必要ない

 

特に、人間を2つの型に分類するのは考え方として面白かった。

being型 = 「どんな人でありたいか、どんな状態でありたいか」を重視

to do型 = 「何をするか」を重視

 99%の人間は「being型」として、心からやりたいことがなくても悲観することはない

 

やりたいことが見つからずに、会社選びでつまづいて転職しないよりは、今の会社より自分の価値があがりそうな会社に転職するほうが良さそうですよね。 

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法