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二輪の魔力

「非読書の話」とは?

 読書した内容ではなく、わたしが日々体験した事や気持ちを文章にし紹介するためのカテゴリー。今回は今、教習所に通っているバイクのお話。

 

二輪の魔力

 わたしは高校を卒業する前に、自動車免許をとっている。(ペーパードライバーとして)ゴールド免許をもらうほどの優良ドライバーだ。

 だが、本を読んでいて二輪の話が何度も出てきて、ちょうど新しい何かを始めたいという衝動と合わせて必要もないのに二輪の教習所へ通い始めた。

 わたしの運転は死ぬほど下手なようで教習所の教官を困らせている。そのため、教官からは怒られてばかりだ。450ccのバイクは200kgぐらいあるせいでバイクを倒し引き起こす際に腰を痛めたりうんざりすることが多い。

 しかし、バイクでスピードを出した瞬間は車を運転している時とは違って、すぅーっとした気持ちよさがあるのだ。

 この感覚は株式投資で財産の半分を投資している時に通ずるものだ。一歩間違えれば一日で一ヶ月の給料を軽く吹き飛ばし経済的な死をむかえる。株式投資はそんな恐怖をうまく飼い慣らす必要がある。株式投資はお金儲けのために行なっているように見えるが死のリスクに自分をさらす面白さもあるゲームのようなものだ。

 同じように、バイクでスピードを上げることは肉体的な死のリスクをあげる

 経済的な死と肉体的な死を同一視するつもりはないが、死へのリスクをあげることがわたしの愉しみであるし、人々を引きつける力、魔力があるのではないか。

 そのために、わたしは二輪に引きつけられるのだろう。

RIDERS CLUB (ライダース クラブ) 2013年 01月号 [雑誌]

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