第2章、おかんの戦場

　山田ズーニーさんは、祖母が亡くなった際に体調が悪くても「おかん」が葬式の取り仕切るなど、がんばるのはなんでなのかと不思議に思ったようだ。

　彼女にとっては「仕事」が自分の「居場所」だ。彼女は「行く場所」である「仕事」と「帰る場所」である「実家」がある。

　「おかん」にとっては、その「家庭こそが抜き差しならない戦場」である。母にとって、家庭はオフなどではなく本番ということに気づいたようだ。

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　短くて申し訳ないが、「おかんの戦場」は短く抜き出すような要素は少ない。章を一通り読むことで、女性ならではの不安を読み取ることができる。仕事を続ける女性も結婚を希望する女性も必ず読んでほしい章だ。また、一度決めたことを後から変更できることも示唆してくれている。

　男性も、結婚する前に読んでおいたほうが夫婦生活をうまく乗り越えられるようになるかもしれない。

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第1章、「働きたくない」というあなたへ｜目次｜第3章、結婚しても働きますか？

「働きたくない」というあなたへ