決算書は2時間で読めるようになる
決算書とは
年1回作成を義務付けられている書類の総称。書類の中には、下記のような項目に分かれている。
財務3表とは
損益計算書、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書のこと。決算書で特に重要な3表のために呼ばれている。
損益計算書(PL)とは
会社の一定期間の経営成績をあらわすものであり、会社がどれだけ資産や負債を持っているかを知るために利用します。
貸借対照表(BS)とは
一定時点の会社の財政状態をあらわすものであり、会社がどれだけ資産や負債を持っているかを知るために利用します。
キャッシュ・フロー計算書(CS)とは
会社の一定期間のキャッシュの状況をあらわすものであり、会社がどれだけおカネを稼いで使ったかを見るときに利用します。
決算書を読んでわかること
- 会社の収益、財務の弱点を把握して改善できるようになる
- 会社の粉飾を発見できる
- 会社の業績を予測することができる
- 競合先の強み、弱みを発見することができる
決算書を学ぶステップ
- 用語を理解する
- 決算書のルールを理解する
- 実践する
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決算書を理解する道は、「覚える」「書く」ことだと思っている。
読みながらメモを本に書き込みし、後ほどノートに重要な点を書き出している。さらに、こうしてブログに記事までにしている。
表を書くことも大事だと思った。決算書を見ると眠くなるような人は表を手書きし、用語を覚えて身近なものにすることだ。
「基本が大事」
基本がどれだけ大事かは、中学校の部活で入部した卓球で学んだ。
入学から3〜4ヶ月間は素振りとマシーンによる練習しかやらせてもらえなかった。他の中学校はそうでもなかったらしく、同学年しか参加できない夏の大会ではサーブも身についていないために、他の学校の生徒に負けてしまった。
しかし、秋・冬の大会では夏で負けてしまった学校の生徒に勝てるようになっていた。卓球で勝つために一番大事なのはサーブではなく「打ち合い(ラリー)に勝てるか」だ。そのために正しいフォームを身につけ、固めることが必要だ。わたしの学校は正しいフォームを身につけるために、素振りや鏡を見て自分のフォームをチェックする作業を繰り返しやった。
決算書を読めるようにするための基本はなんだろうか?基本を理解することが決算書をすばやく読めるようにするはずだ。
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第2章 損益計算書は5つの利益を読む
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