ネットのライオン

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1クリックの魅力

 日本でKindle端末が発売された初めての12月31日だからこそ感じたのかもしれない。Amazonの築いた1クリックの魅力というものだ。

 商品の拡充、会員登録、クレジットカード登録、Kindle端末の販売の組み合わせることで可能になった。1クリックで本を購入でき、すぐに本を読み始めることができる。そんな夢のような環境が手に入った。

 想像してみて欲しい。

 布団に潜り込んだまま、Mac book Airで購入したいKindleページへ行く。購入ボタンをクリックし、Kindle Paperwhiteでデータをダウンロードし読書を始める。

 こんなダラダラした生活をしていて良いのだろうか。そんな自問自答を始めてしまうような夢の生活だ。

 本屋に出向きCDジャケット買いならぬ、タイトルまたは表紙買いこそ新しい本に出会えるかもしれない。そういうメリットが本屋にあることは否定しないが、人間の欲望は楽な方向を求めるものだ。

 まだ、Kindle本になるまでにタイムラグがあり、またKindle化されている本は少ないため不完全である。また、端末の操作性にも課題がある。1年後は何も変わらないかもしれないが、5〜10年後には当たり前の行動になることは間違いないはずだ。

ワンクリック―ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛

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Kindle Paperwhite 3G

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